Guide
WordPress のお問い合わせがスパムだらけのとき
まず受信を守り、次に送信そのものを減らす。自前 PHP に切り替える判断も触れます。
先に結論
WordPress の問い合わせスパムは、受信側の整理と送信そのものを減らす設定の両方が必要です。プラグインを入れるだけで終わらせず、項目と通知メールの振り分けも見直します。
一般的な考え方は 問い合わせフォームのスパムを減らす と同じです。ここでは WordPress でつまずきやすい点に絞ります。
よくある症状
- 英語の宣伝や「SEO します」が毎日届く
- Contact Form 7 のメールが止まらない
- reCAPTCHA を入れたのにまだ来る
- 本物の問い合わせが迷惑フォルダに紛れる
「全部捨てるフィルタ」は本物も消します。件数を減らす設定を先に、振り分けは補助、が安全です。
WordPress で効きやすい順
1. フォーム項目を見直す
名前・メール・本文が必須か。URL 欄や「件名自由入力」が営業スパムの温床になっていないか。確認用の同意チェックがあるかも見ます。
2. フォーム用の対策プラグイン/機能
Contact Form 7 なら、公式・定番の拡張や、reCAPTCHA / クラウド型ボット対策を段階的に。最初から一番重い CAPTCHA にせず、迷惑の度合いに合わせて足します。
3. ログインやコメントのスパムと混ぜない
管理画面ログイン攻撃やブログコメントの対策は別件です。問い合わせだけが酷いのか、サイト全体が狙われているのかを分けます。
4. 通知メールの件名を固定する
「[サイト名] お問い合わせ」のようにすると、メーラー側でフィルタしやすいです。本文先頭に送信ページ URL があると切り分けが速いです。
自前 PHP に切り替える判断
テーマやページビルダーとフォームプラグインの相性が悪い、サーバーのメールが不安定、などのときは、シンプルな PHP フォームの方が安定することがあります。
Former
で生成した form.php / send.php を、PHP が動くサーバーへ置く形です。
WordPress.com(ホスティング制限が強いプラン)や、PHP を置けないビルダーではこの手段は使えません。 STUDIO・Wix に PHP フォームが置けない理由と代替 を参照してください。
やってはいけないこと
- 本番でプラグインを一度に大量インストール/削除する
- 問い合わせ先メールを個人のフリーだけにして監視しない
- スパム対策の名目で個人情報項目を増やす
- 「完璧に防げる」と約束する(ボットは変わる)