Guide

お問い合わせフォームが送れない・届かないときの切り分け

ブラウザ側・サーバー側・受信メールの順で切り分け、自分で直せるところから潰します。

先に結論

「送れない」と「届かない」は別物です。前者はブラウザやフォーム側、後者はメール送信・受信側のことが多いです。上から順に潰すと、無駄な作り直しが減ります。

自前の PHP(Former の生成物など)なら、ファイル配置・PHP のメール関数・受信側の迷惑判定の3点が中心です。

1. まずブラウザ側を見る

送信ボタンを押した直後の反応で切り分けます。

  • 何も起きない/ボタンが無効のまま … JavaScript エラー、必須項目の未入力、確認画面へ進めていない
  • エラーメッセージが出る … 画面の文言どおり直す(メール形式、必須、添付サイズなど)
  • 完了画面はあるがメールが来ない … フォーム処理は通っている可能性が高い。次の「届かない」へ
  • 404 や真っ白form.php / send.php のパス違い、PHP が動かないホスト

スマホと PC、別ブラウザでも一度試してください。拡張機能やキャッシュが邪魔していることがあります。

2. ファイルとサーバーを確認する

置き場所

Former 系は、だいたい同じディレクトリに form.phpsend.php が必要です。片方だけ別フォルダに置くと送れません。HTML から見た相対パスも確認します。

PHP が動くか

STUDIO、Wix、ペライチ、GitHub Pages などでは PHP が動きません。置けない理由と代替は STUDIO・Wix に PHP フォームが置けない理由と代替 にまとめています。

よくあるサーバー要件

  • PHP 7.4 以上(目安)
  • mbstring が入っている
  • セッションが使える(確認画面・CSRF がある場合)
  • サーバーからメールを送れる(mb_send_mail など)

レンタルサーバーの「メール送信が制限されている」「SMTP 認証が必須」プランもあります。コントロールパネルの案内を一度見てください。

3. 届かないときの確認

  1. 迷惑メール・プロモーションを見る Gmail などは振り分けが強いです。数日分さかのぼる
  2. 受信アドレスを別の個人メールでも試す 会社ドメインだけ弾かれていることがある
  3. 送信元(From)を見直す 存在しないドメインや、サーバーと無関係なアドレスは拒否されやすい
  4. サーバーの送信ログ/エラーログ 「送ったつもり」がサーバー側で失敗していることも多い

自動返信だけ来る・管理者宛だけ来ない、など片側だけの不達もよくあります。どちらが欠けているかをメモすると、次の手が早く決まります。

自分で直す/頼む境界

  • パス・必須項目・迷惑フォルダまでは自分で見られることが多い
  • SMTP 設定、DNS(SPF など)、サーバー権限は調査が必要なことが多い
  • フォーム自体を作り直すなら Former で項目からやり直すのも手

中身の接続が必要なら 調査・相談、置き方だけなら フォーム設置代行 の範囲です。

試す順番(短く)

  1. 別端末で送信完了画面の有無を確認
  2. ファイル配置と PHP404・白い画面ならここ
  3. 受信箱と迷惑メール別アドレスでも受信できるか
  4. まだ不明なら相談症状・URL・いつからか、を添える

フォーム生成を開く

項目を選んで PHP を受け取れます。置けないホストの場合はガイド「PHP が置けない理由」もどうぞ。